【建築用語を解説!】楣式構造とは?

建築用語

楣式構造とは?

楣式構造とは水平の梁を垂直の柱によって支える構造です。

壁式構造と呼ばれる壁で建物の重さを支える構造と異なり柱で荷重を支えているため壁をなくすことができ、広い開口部を取ることができるというメリットがあります。

エジプトや古代ギリシアの神殿また日本の建築でも古くから楣式構造が使用されています。

日本の昔の家と言えばふすまと畳のある家を想像すると思います。その家こそが楣式構造で、柱で建物の荷重を支えているのでふすまを取り外したりすることが可能になっています。

楣式構造の有名建築

パルテノン神殿

紀元前438年頃に建築されたパルテノン神殿は古代ギリシア時代の世界遺産として有名です。

パルテノン神殿について詳しくはこちらから!

巨石遺跡

世界各地にある巨石遺跡も実は立派な楣式構造の一つです。

法隆寺

世界最古の木造建築として知られる法隆寺も楣式構造が用いられています。


今回は楣式構造について解説しました!

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