パルテノン神殿とは?建築的な視点からパルテノン神殿を解説!

世界の有名建築

今回はギリシア時代の有名建築で世界遺産にも登録されているパルテノン神殿を紹介します。

パルテノン神殿とは?

ギリシャの首都アテナにあるパルテノン神殿はゼウスの娘であるアテナ・パルテノス神に捧げられてアクロポリスの丘の上に建設された神殿です。

小高い丘の上にあるアクロポリスは標高約70mの場所にあり、意外と高い場所にあることがわかると思います。

彫刻家フェイディアスの指導によって建築家イクノティスとカリクラテスにより紀元前438年頃に完成しました。

パルテノン神殿の建築的特徴

外側の柱はドリス式、内側はイオニア式の柱も使用されています。

ギリシアのオーダーについてはこちらから!

横幅約30m、奥行き約70mの神殿に並ぶ大理石の円柱は46本あり、柱には両端から中央部にかけてふくらみを帯びるエンタシスという形状が用いられています。

よく見ると柱の中心がふくらんでいることがわかると思います。

エンタシスを用いることでより安定しているように見える視覚的効果があります。


今回はパルテノン神殿について解説しました!

ぜひ実際に訪れてみてください!