この記事では建築用語のバットレスについて解説しています。
バットレスとは?
バットレスとは建物にかかる荷重を吸収して構造を強化するために主壁に対して垂直に取り付けられる壁のことです。
日本語では控え壁と言います。文字だけではわかりにくいので写真で説明していきます。

町中で上の写真のようなコンクリートの塀を見たことがありませんか?このコンクリートの塀から垂直に出ているのが控え壁です。
西洋のバットレス

バットレスは西洋でもよく使用され、ゴシック建築では建物の高さが高くなり、それを支えるために壁の外側にアーチ形のフライングバットレスというバットレスが用いられました。

スペインのパルマ大聖堂はバットレスが多用されています。
壁を補強するだけでなくバットレスから小塔が上に伸びていてデザインの一部としても使用されています。
今回はバットレスについて解説しました!
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