【ゼロから学ぶ西洋建築史】オーダーとは?ローマ 時代の2つの古典的オーダーを解説!

ゼロから学ぶ西洋建築史

今回はローマ時代の2種類のオーダーについて解説します。

ギリシア時代のオーダーについてはこちら!

ローマ時代のオーダー

ローマ時代のオーダーにはトスカナ式コンポジット式の2種類があります。

トスカナ式

トスカナ式のオーダーは柱頭はドリス式、柱基はイオニア式の特徴があります。

またギリシアのオーダーと異なり溝が彫られていません。

コンポジット式

コンポジット式のオーダーは柱頭がイオニア式の渦巻きの装飾とコリント式のアンカサスの葉模様の両方の装飾があるという特徴があります。

コンポジット式もギリシアのオーダーと異なり溝が彫られていません。

ローマ時代の有名建築

ローマ時代にもギリシア時代のオーダーは使用されています。

その中でも有名なのがコロッセオです。

コロッセオはギリシア時代の3つのオーダー全てが使用されており、1階はドリス式、2階はイオニア式、3階はコリント式が使用されています。


今回はローマ時代の2つのオーダーについて解説しました!

オーダーが分かると西洋建築を見るのがよりおもしろくなるのでぜひ覚えてみてください。