【はじめに】
この記事を読めばイスラム建築は完璧!
この記事ではイスラム建築の歴史の流れと用語をモスクとはなにか、ブルーモスクとはなにかなどに分けてわかりやすく解説しています。この記事を読み終わる頃には歴史の流れと用語の説明ができるようになり、マニアックな知識も自然とついて旅行する際にもローマ建築を楽しんで見ることができると思うのでぜひ最後までご覧ください!
イスラム建築とは?
イスラム建築とはイスラム教が成立した以降の建築であり7世紀末にはじまったものです。
イスラム建築の最大の特徴は礼拝施設のモスクとムカルナスという複雑な内装です。
モスクとは?
モスクとはイスラム教の礼拝施設のことです。
モスクにはミヒラブ、ミンバール、ミナレットという建物が設置されています。
ミヒラブとはイスラム教の聖地のメッカの方向を示す壁であるキブラ壁に設置された窪み状の設備のことです。

ミンバールとはミヒラブのそばにある説教壇のことです。

ミナレットとはモスクの外に建てられた塔のことで、何段かのバルコニーがあり礼拝の時間になるとそこから信徒に呼びかけられます。

モスクの屋根はビザンチン建築のペンデンティヴ・ドームが用いられることが多いです。
イスラム教は偶像崇拝は認められていないのでモスク内部にはアラベスクと呼ばれる植物の葉や花を複雑化した模様や幾何学的な模様など抽象的な装飾が見られます。
ムカルナス
ムカルナスとはドームやヴォールトの基部、アーチの基に用いられた持ち送りを組み合わせた装飾です。
ムカルナスはイスラム建築最大の特徴の1つで凹形の曲面部品が積み重なった折り紙、鍾乳洞のような非常に複雑な装飾です。

様々なアーチ
イスラム建築のもう1つ最大の特徴に様々なアーチ構造があります。
馬蹄型のアーチ、半円アーチ、モスクによくみられるテューダーアーチなど様々あります。
スルタン・アフメトⅠ世のモスク
スルタン・アフメトⅠ世のモスクはハギア・ソフィアの向かいに建っており、モスクの代表例です。
このモスクはブルーモスクとして有名です。
このブルーモスクは世界一美しいモスクと称され世界遺産にも登録されています。


ブルーモスクは内装が非常に美しく、一生に一度は訪れてみたいですね。
おわりに
今回はイスラム建築について解説しました。
イスラム建築は内装が美しいものが多く、実際に訪れて見てみたいですね!